22時に寝ようと思って2時に寝る。

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fish - Macのシェル環境を新しくした

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これまでシェルにそこまでこだわりがなかったのですが、身の回りの方々を見ていると、かっこいい・便利な感じにカスタマイズしている人が多く、「おっ、良さそうだな」と思ったので シェル環境を一新しました。

どのシェルを選ぶか

fish にします。

導入手順

Homebrew を使って導入します。

$ brew install fish
$ fish -v
fish, version 2.7.1

ログインシェル(デフォルトで立ち上がるシェル)を bash から fish に変更します。

$ sudo vi /etc/shells
# 末尾に以下を追加
/usr/local/bin/fish

保存した後、以下を実行します。

# ログインシェルを fish に変更
$ fish
> chsh -s /usr/local/bin/fish

これで、次シェルを立ち上げたときも fish になります

パッケージマネージャー fisher を導入する

github.com

> curl -Lo ~/.config/fish/functions/fisher.fish --create-dirs https://git.io/fisher
> fisher -v
fisher version 3.1.1 ~/.config/fish/functions/fisher.fish

個人的にとりあえず以下の2つを入れてみて便利でした

環境変数とPATHの設定

fish の環境変数の設定ではexport AWS_ACCESS_KEY_ID=HOGE1234 というような見慣れた記法が使えません。

ターミナルに直接以下のようにsetを叩くか、~/.config/fish/config.fishに以下を追記します。-x環境変数としてsetするオプションで、これがないとシェル変数として定義されます。

> set -gx AWS_ACCESS_KEY_ID HOGE1234

PATH は以下のように設定します。コロンで区切るのではなく、配列で管理されています。

> set -gx PATH $HOME/.rbenv/bin /usr/local/var/pyenv $PATH

テーマを変更する

github.com

結構、いろいろあります。今回は、oceanを入れてみます。 fisher add oh-my-fish/theme-{color-theme-name}で導入できます。

> fisher add oh-my-fish/theme-ocean
Installing 1 plugin/s
OK Fetch ocean github.com/oh-my-fish/theme-ocean
Done in 1s 558ms

フォントによっては、アイコンが Apple Emoji になったりしますが、以下のような powerline 対応のフォントを導入すると良さそうです。

fonts/Meslo LG L Regular for Powerline.ttf at master · powerline/fonts · GitHub

iTerm2 を設定する

以下から設定を選ぶか、お好みのものをインポートします。

iTerm2 > Preferences > Colors > Color Presets...

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自分が Ocean と合わせて使っているカラーセットは以下です。よければ、ダウンロードして使ってください。

自分のiTerm2の設定(oh-my-fish/oceanと併用)

さいごに

乗り換えてみて、とても便利ですし、いい意味で”驚きが少ない”(予想に反する挙動がない)です。また何かカスタマイズしたときに、追記したいと思います。

以上です。

参考