Enpass - パスワードマネージャーを乗り換えた
新社会人になり、情報セキュリティ対策の重要性を感じることが増えました。1年前からLastPassを無料プランで利用してパスワード管理をやんわり意識してはいたものの、しっかりと管理する意識に欠けていたなと思います。
そこで、今回はこれから継続的にパスワード管理するために選んだ「Enpass」の導入と、使い始めてよかった点などまとめます。
Enpass
Enpassは強固なパスワードをかんたんに生成・管理、運用できるパスワードマネージャーです。Enpassの他にもパスワードマネージャーは色々あり、比較サイトの要約やスコアだけでも目を通すと参考になると思います。
Enpassのいいところ
- コストパフォーマンスが高い
- 指紋認証をサポートしている
コストパフォーマンスが高い
特に公式で「The most cost-effective password manager」と謳っており、WindowsやMac、LinuxなどのPC版は無料で、iOSやAndroidといったモバイル環境のアプリもプラットフォームごとに1度課金すれば永年使える(Lifetime license)という特徴があります。
実際、これまで使っていたLastPassの課金体系は月2ドルなので、コストパフォーマンスは高いと感じます。
指紋認証をサポートしている
パスワードマネージャーへのアクセス自体のセキュリティを高めるために、マスターパスワードは長く記号も含まれるような複雑なもので、タイピング自体もしにくいものになりがちです。毎回入力すること自体がストレスになってしまいがち。
普段の作業環境がMacBook ProとiPhone 8 plusなのでできるだけAppleのTouch IDを使いたいという思いがあります。
Enpassでは、これらのデバイスで利用できるTouch IDによる認証をサポートしていて、初回起動時にマスターパスワードが入力すれば、それ以降はTouch IDでサクサクアクセスすることができます。
Enpass introduces Touch ID and Touch Bar support for the new MacBook Pro | Enpass
さいごに
LastPassからEnpassに移行してみて、使用感は今のところ良い感じです。サブスクリプションでないというのはコスト的にはもちろんですが、ある意味心理的な負担まで軽くなるので、できるだけ減らしたいという意味でも良かったなと思います。社内のセキュリティ専門の技術者がオススメするツールだったというのも、Enpassを選んだ大きな理由の一つでした。もしパスワードマネージャーの導入やツールを見直す際に選択肢の一つとしてEnpassをお試しで使ってみてはいかがでしょうか。